テレビシリーズの無いウルトラマンの認識

ウルトラマントリガーの最新話は、見ましたでしょうか。昨年のネットムービーに登場した悪役、アブソリューティアンの登場など見どころ満載でしたが、なんといってもマレーシア発のウルトラヒーロー、ウルトラマンリブットの登場です。マレーシアの子供番組から誕生し5年以上の歴史を持つウルトラマンですが、この度本家本元の日本のテレビシリーズに登場しました。

ウルトラマンオーブ放送直前のウルトラシリーズ50周年記念辺りから日本のメディアにも登場し始めていましたが、私はその少し前にニコニコ動画にマレーシアで放送されていた番組の切り抜き映像がアップロードされていて存在を知りました。当時は、リブットの他に、英語訳で”ストーム”と呼んでいた方もいました。

リブットは、マニア以外の特にちびっこには、出典はよく知らないけれど図鑑には載っているウルトラマンという認識だろうと思いますが、私の少年時代にもそういった認識のウルトラマンがおりました。

とは言っても昔は、総集編ビデオとかありましたしそういった番外的なウルトラマンがアニメか実写かくらいは何とか分かるレベルでしたが。

その筆頭がザ☆ウルトラマンウルトラマンジョーニアスです。アニメのウルトラマンと聞いていたのに何故か実写のスーツで戦っている映像があって子供心にアニメなの?特撮なの?と混乱した覚えがあります。後にテレビアニメが1年間放送されているのを知って、そんなに続いていたのかと別の意味で驚いた記憶があります。

子供のころってこういう思い込みが結構ありました。ブルースワットを見てこんな地味なヒーローテレビでやっていたわけがないとか、VHSのジャケットだけ見てグリッドマンをシリアスな番組と勘違いしたりとか、失礼というか浅はかでした。

もう一つのアニメウルトラマンといえばウルトラマンUSAでした。アメリカで作られた作品と知ったのはそこそこ後のことだったと思いますが、映像を見て逆三角形のウルトラマンはカッコよく映りました。かつては権利関係の問題でDVD化されていなかったこともあり、視聴は困難とされてきましたが、近年は、ブルーレイ化するなど見やすくなっていますが、私は未だに見ておりません。いつか見ようと思います。

その次は、グレート、パワードこの辺りは、レンタルビデオ屋ならどこでも置いてあったので海外で製作されたウルトラマンなのは、分かっていました。長らく、USAのテレビ放送後にグレートもパワードもアメリカの地方局で放送されていた。というのが定説でしたが、近年グレートは放送されていたが、パワードは放送されていない。というのが日本国外でのファンの間での認識であると囁かれています。果たして真相はどうだったのか、解明していただきたいです。

その後は、ゼアス。当時から映画だというのは分かってました。しかし、とんねるずが出てたとか、お笑い的な要素は、あまり意識して見ていませんでした。こちらも今考えるとCMないしは、バラエティ番組から派生した作品といえるんですが、1作目は特に、その要素が濃くなっていますね。監督も特撮畑の人では無かったですし。2作目は後の平成ウルトラマンスタッフが作っていて、光と闇の戦いというのも平成ウルトラマンらしかったですね。キャラクターとしては、出光興産のキャラクターとしての印象が強めですね、出光ゼアスの名前は今でも残っているのでウルトラマンゼアスも身近なヒーローだと感じています。レギュラーとかハイオクとか普通に表記した方が分かりやすい感じもしましたけれど。作品としては、今も昔も2作目のシリアスなイメージが強いです。

そして、今ではゼアスの相方というイメージが強いのでしょうか(もしかしたら10年くらい前のイメージかもしれませんが)、ウルトラマンナイスです。ナイスがCMキャラだというのは知っていましたが、映像作品としては、「ナナナナナイスな大図鑑」というナイスの戦闘シーンを集めたビデオのイメージが強いです。実際の1話完結のCMですと、ホームドラマのようなコミカルなミニドラマの印象が強いですが、ナレーション付きの戦闘シーンだけ見るとザゴン星人とその手下の怪獣との紙一重の攻防をしている印象が付きました。最初の方は結構圧倒して戦っていましたが途中から敵も強くなって、小技で弱点を突いたり、新必殺技で対抗したりして子供心に親しみやすくもかっこいいイメージでした。ゼアスもナイスも昨年のネットムービーでは、出番が無かったので今年こそは、カッコよく活躍してくれることを期待しています。

こんな感じで子供のころのノーテレビのウルトラマンについて、書き綴ってみましたが、これ以降にもテレビに出ていないウルトラマンもいますので、それらについても書いていきたいのですが、ネオス以降は、私としてはほぼリアルタイムで見ていたので今回の趣旨とは外れると思ったので割愛してあります。

作品としては、ウルトラQ ザ・ムービーだったり、キャラクターとしてウルトラマンピクトだったりもいるのですが、私が存在を知ったのが大分後になりますので印象が全くないと言ってもいいくらいなので今回はこちらも趣旨から外れるので割愛させていただきます。

これからもウルトラマンの記事はたくさん書きたいので再視聴できる時間をください。

今回は、この辺で。