シリーズ怪獣区 ギャラス

今年、東映、松竹共同制作の映画「大怪獣のあとしまつ」が公開されます。私も見に行こうか、いかまいか悩み中なのですが、これを機に東映が製作した怪獣映画と東映特撮の怪獣が登場するエピソードのセレクション配信が2/6まで行われております。今日は、その中の一作「シリーズ怪獣区 ギャラス」を視聴しました。この作品は、東映特撮の公式サブスク、東映特撮ファンクラブで配信された、怪獣映画です。出演者は、仮面ライダーウィザードのコヨミやくの奥仲麻琴さん、キュウレンジャーのホウオウソルジャー、南圭介さん。ハリケンブルー&イエローの長澤奈央さん、山本康平さんが出演されており、東映特撮出演者の同窓会的側面も強い作品となっていました。

内容は、長澤さん演じる美女が操る怪獣ギャラスが南さん演じるモテ男を追い詰めるといった内容です。17分の短い作品なのでおもな見どころは、ミニチュア撮影シーンなのですが、空飛ぶ怪獣ギャラスの飛行シーンを下から見上げるアングルなど中々迫力あっていいです。生身の人間VS怪獣というのも中々面白いです。怪獣を工場に突っ込ませてガスとガソリンで爆破して首を吹っ飛ばすというハチャメチャっぷりも東映特撮らしくていいです。やはり東映特撮には、工場とドラム缶が必須です。

恨みを買った人間を怪獣が始末するというスケールが大きいのか小さいのか分からない作品ですが、それでも作ってしまうあたりが東映のいい所なのではないでしょうか。決して本流ではないのですが、息抜きに見るには丁度いい作品になっています。