犬山たまきは何故コラボ相手にギャラを払っていると言われるのか

4/29-30のVtuberFes、皆様は、ご覧になりましたでしょうか。私は、推しの犬山たまき君、白雪みしろさん、尾丸ポルカさんが出演していた2日目のみオンラインで鑑賞いたしました。

それにしても見どころが多かったですね。花譜さん、星街すいせいのデュエットにゴールドシップさんとホロライブメンバーのうまぴょい伝説。サプライズ演出ばかりで非常にゾクゾク致しました。その中でも面白かったのが、最後に全出演者そろってライブのテーマソングを歌う場面があり、各集団ごとにスポットライトが当たるのですが、ホロライブメンバーにスポットライトが当たる中、画角的に神楽めあさんが収まってしまい一人だけスポットライトが当たっていないややシュールな絵面になってしまっているところでしょうか、他の人なら注目することもなかったのでしょうが、何となく気になってしまいました。

突然ですが、皆様は犬山たまき君をよく知らない方が〈犬山たまきはコラボ相手に出演料を払っている〉との情報をインターネット上で振りまいていることをご存じでしょうか。たまき君の配信をよく見ている方、Vtuberのコラボ事情をよく知る方ならそんな馬鹿な話を信じる事はあり得ないでしょうが、たまき君が人気Vtuberとコラボするたびに”犬山たまきとコラボしたがる何て大金をもらっていないとあり得ない”と考える人が一定数いるようなのでこのような情報が毎回流れるようです。

では、なぜ出演料を払っているとの噂が流れるのでしょうか?ここには、2つの要因があると私は、考えております。1つ目は、たまき君が配信で度々、出演料を払っている、多めに払っておきますなどと発言していること。もちろん、流れを見ればその発言が冗談である事はわかりますし、悪意を持ってみている方も流石にその発言で本当に出演料を払っているとは、思わないでしょう。しかし、たまき君が出演者に本当に出演料を払っていると発言しているシーンがあるのです。それが、2つ目の要因です。たまき君が出演者にギャラを払っているパターンがあります。そのパターンとは、相手が芸能事務所に所属しているパターンです。つまり、声優さんなどの芸能人をキャスティングしているパターンです。たまき君これまで声優の桑原由気さん、小野早稀さん、宮村優子さん、松本梨香さん、杉山紀彰さんと対談コラボを行っておりますがそのコラボでは、毎回所属事務所を通して出演料を払っていることを明言しております。声優さんにはギャラを支払って出演してもらっていることは、雑談配信や他のコラボ配信中にも言っていたので聞いたことがある方もいるのではないのでしょうか。まとめサイトなどでたまき君が有名声優とコラボするたびにこの話題になるので普段のVtuberとのコラボでの普段のギャラに関するジョークも相まって勘違いしている人が多いのではと考えられます。

では、たまき君は、普段のコラボでもVtuberにギャラを払っているのでしょうか?もちろんそんな筈はありません。そもそもVtuberのコラボは、基本本人達が自発的に行うものであり、そこに金銭の授受を落ち込むことはありません。何故ならコラボの目的とは、コラボ相手の視聴者に自身のチャンネルを宣伝すること。お互いの視聴者をシェアすることでWIN WINとなることが間接的に利益となっているからです。もちろんコラボ目的には、お話をしてみたい、やってみたい企画があるなど他社との交流を通して活動内容を豊かにするためという目的もあります。どんな理由でコラボをするにしても多くの人に見てもらえる、自分の視聴者以外の人も楽しませることが出来る、ここがVtuberにとってのコラボの最大の魅力なのではないかなと考えます。

たまき君のコラボは、正に自分の事をよく知ってもらえる、今まで導線の無かった視聴者にアピールできるチャンスなのですからVtuberとしても中々魅力的に思います。ですので出たいと思うVtuberは多いと考えられるのでわざわざお金を払って出演者を呼ぶメリットは正直ないように思います。というか、たまき君がお金を払っているなら他のVtuberはどうなのでしょうか?あまり他のコラボが多いVtuberは同じように言われている印象がありません。たまき君だけが払わされているのならそんなコスパの悪い商売とっととやめてるのでは…とも思います。ゲリラコラボとかで他のVtuberが凸してきたりしますけどそれってたまき君にお金を集りに来てることになるのでしょうか?説明のつかないことも多いんですよね。

何故たまき君が多くのVtuberとコラボが出来るかというとそれは、関係値作りをデビュー当時からしっかりしていたからというが大きいです。たまき君とコラボしていた初期のVtuberは、基本種類でのりお先生が応募し、たまき君デビューに協力したVtuberグループ「ENTUM」のメンバーまたは、ホロライブの湊あくあさん、にじさんじのシスタークレアさんを始めとするのりお先生のファンであるVtuberが中心となっていました。そもそもあくあさんとのコラボもデビューから1か月程で行う等、ホロライブとの交流は、かなり最初期から行われていました。当時のホロライブも人気はありましたが、にじさんじやどっとライブに追いつけ追い越せという立場でした。その後の躍進はご存じの通りです。ですからたまき君にとってはホロライブは同じ道を歩いた存在であり、当時はにじさんじメンバーは、道の先を行く遠い存在でした。それでも必死に食らいついたからこそ今の立ち位置があるのです。

結局何が言いたいかというと、歴史や事実関係、そもそもの道理も理屈も通らない話を真実かのように吹聴するのは、やめましょう。という事です。