野球回は名作

今日、鑑賞した作品は、手裏剣戦隊ニンニンジャー第21話「燃えよ!夢の忍者野球」です。ニンニンジャーは、普段からハチャメチャでぶっ飛んだ作風ですがこの回も例にもれず中々のぶっ飛び具合です。

今回登場する妖怪は、バク。バクは、夢を食べると言っても寝てるときの夢ではなく、将来の夢を食べる妖怪です。今回のお話は、バクに夢を食べられたアカニンジャーと野球少年北別府君の夢を取り戻すため、妖怪と野球対決するお話です。(なんだそれ)

細かいネタでいうとラストニンジャになる夢を奪われたアカニンジャー・天晴が肉体労働系のバイトでまじめに働こうとしたり、野球対決で卑怯な戦法をとる妖怪に対して忍術を使ってもはや忍者の方が汚いなってなっていて、正々堂々とした護星天使と違ってある意味人間らしさを感じました。

この話のテーマは、心は夢を忘れても体は覚えている。だから行動すれば、夢は体に染みついていて自然に湧き出てくるもので、簡単に奪うことが出来ない。といったところでしょうか。忍者であることは忘れても熱い心を忘れない天晴にらしさを感じていて好きですね。北別府君が奪われたニンニンジャーの夢を投げ返すシーンもゲストの設定を生かしたいいシーンでした。

ニンニンジャーは、全編にわたって面白いのでいつか全話感想を書きたいですね。